【俺の話は長い 2話】母親は息子に甘い

母親はどんな息子でも、

何歳になっても

可愛いんだろうな～

と改めて思わせられました(笑)

私の母と兄がふと思い浮かんで

きちゃったんですよね。

私が今回印象に残ったシーンは

母房枝が、息子の満が

早朝にコーヒーを淹れに来てくれるのを

待つところでした。

その前日の夜に、満の姉の綾子から

早朝に房枝にコーヒーを淹れることに

ついてうるさく言われ、

満が『じゃあもう明日からしない』と

言ってしまったのです。

房枝はいつもの様に早朝台所で

コーヒーを淹れに来てくれる

満を待ちますが、そこに現れたのは

綾子でした。

綾子が『お茶淹れるね』と言った時の

房枝の表情はとても暗かったのです…。

コーヒーとお茶。

上手いな～。そこを敢えて

コーヒーにはしなかったんですね。

そして満は、習慣の様にやっていた

【早朝からコーヒーを淹れる】を

辞めてしまったことで、

何かに気がつかされた様な

気がしました。

しなかったことによって、

それが、自分にとってどんなに

大切なことだったのか、

気づいてしまったのではないでしょうか？

でも、だからと言って

どうしたら良いかなんてわからない。

だから、満は最終的に今まで

捨てきれなかったコーヒー豆を

手放してしまったんだと思いました。

『良くわからない気持ちを

無理矢理切り離さないで、

自然に気持ちが切り離れるまで

時間をかけて良い』

というセリフがありました。

この言葉、私は良いなと思いました。

私って、その場では白黒つけたいわりには

後からグダグダ考えてしまう性格なんです。

未練を残す自分が許せなくて

早く手放したくなります。

でも、そんなに焦らなくて良いんですよね。

時間は限られてるから、もったないからって

言い訳して、自分の大切なものを

無理矢理手放してしまう。

そんなことしなくて良いんですよね。

私も、自分の好きなこと（恋愛でも笑）

思う存分、やり尽くそうと思いました。

たった一度の人生ですもん。

さて、冒頭の母が息子に甘い話ですが、

私の母も、兄には凄く甘いんですよね。

母親は息子が自分の為にしてくれたことは

どんな些細なことでも、とーーっても

嬉しいんだろうなって。

どこの家庭でも一緒なんだろうなと、

クスっと笑ってしまいました。

来週は満の父の話が出てきます。

満がどうして今でもニートのままなのか。

その原因が少しずつ分かって来る様な

感じがします。

（まぁ満のひねくれた性格が

大きな原因だと思いますが笑）

にしても、脚本が本当に

コミカルでテンポ良くて

素敵ですよね。

綾子のツッコミと、満の頭の回転の

速さによる口達者さの掛け合いに

笑いが止まりません(笑)

来週も楽しみですね！